実習の時に再受験・学士編入生だと言うかどうか

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医学部学士編入

個人的な話なんですが、ポリクリなどの実習の際に入り直した学生であることを言うべきかどうか迷うことがあります。

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名乗らないと…

学士編入制度が設けられている医学部では、学士編入生と再受験生合わせると学年全体の約1〜2割に達することもあります。

加えて多浪の浪人生もいるのでパッと見では入り直した学生なのか分かりにくいです。

私は童顔の影響もあってか実習では先生方からだいたい一般生と勘違いされます。

その状態だと丁寧に教えてくださることが多い気がします。

名乗ると…

学士編入生だとバレるのはだいたい次の2パターンです。

・先生からの質問に解答できすぎた時

・結婚指輪を見た時

実習中には先生方が学生に質問をしてくださいますが、スムーズに解答しすぎると「本当に学生か?」と疑問に思って前職を尋ねられるパターンが多いです。

大学病院の医師の先生方は薬剤師を対等に扱ってくださることが多いので、元薬剤師の学士編入生だと分かると敬語で丁寧に接されます。

たまに薬について相談されたりします。これは役に立てると嬉しいです。

さらには治療薬の説明の時に「先生のほうが詳しいと思いますが〜」とか「薬理学的に間違ったことがあったら教えて下さいね」というセリフが頻繁に入ってくるようになります。

つまりあんまり教えてくれなくなります。

たとえ薬剤師でも医学部に入り直せばただの学生なので普通の学生と同じように接してもらいたいです。すべての診療科のすべての薬に精通しているわけじゃないですし、むしろ浅く広くしか知りません。

でも少し気構えてしまうのもわかります。

学士編入生にはいろんな元医療職の方がいます。先輩の元臨床検査技師さんの前で細菌の鑑別したりとか、元理学療法士さんの前でブルンストロームのステージングしたりするのは緊張します。

カンファレンスに参加している時、その病棟の薬剤師さんが答えられないことを自分が答えてしまい、面子を潰してしまったりといった失敗や、逆に先生から「薬剤師なら答えられるだろう」と難しい質問が飛んできたりします。

最近は

最近は名乗った上で、積極的に質問するようにしてます。

名乗ると、先生から「薬剤師さんにはいつも助けられてるよー」と言っていただけたり、担当患者さんのカルテに抗生剤の副作用(種類不明)とあったものを患者さんに問診して特定できた時は褒めていただけたりしました。

名乗って行動した方が患者さんのためにもなると分かったので最近は名乗ってます。「先生、その用法1日2回でお願いします…」「この薬との相互作用でこっちの薬が効きにくくなってるかもしれません」などなど。

初歩的な質問もガンガンしてます。わかってないことや知らないことがたくさんあるのは事実なので、それが伝わればいいかなという感じで。

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