精神科

呼吸器

薬理学で各診療科をオーバービュー

使わない知識はどんどん抜けていきますよね。私も薬剤師の知識が抜けないように日経メディカルオンラインの1日1問の薬剤師国家試験問題を解いています。 問題の選択肢を眺めていたらふと、いろんな知識とリンクするなぁと気付きました。 この問題です。 ...
作用機序

抗認知症薬の違い・使い分け

認知症に承認されている薬はドネペジル(アリセプト®️)、リバスチグミン(リバスタッチ®️・イクセロンパッチ®️)、ガランタミン(レミニール®️)、メマンチン(メマリー®️)の4つがあります。 これらの薬の特徴や違いは何でしょうか?? 抗認知...
精神科

悪性症候群と悪性高熱症の違い

名前がよく似ていてごっちゃになるシリーズです。悪性症候群と悪性高熱症、どう違うのでしょうか? 違いについて調べてまとめてみました。 悪性症候群と悪性高熱症 早速まとめです。 薬が違う→遭遇する診療科も違います。 悪性症候群:ドパミンの急激な...
作用機序

抗精神病薬の副作用まとめ(ジストニア・ジスキネジア・アカシジアの違い)

抗精神病薬の副作用にはジストニアやジスキネジア、アカシジアにパーキンソニズムなどがありますが、名前が似ていてごっちゃになることがありませんか? 私もよくごっちゃになっていました。 一度要点を理解してしまえば間違えなくなるのでここでまとめてし...
作用機序

ベンゾジアゼピン系薬〜睡眠薬と抗不安薬の違い

比較的処方されることの多いベンゾジアゼピン系薬。解剖学的・神経解剖学的視点から捉え直してみました。 作用機序 GABA A受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合してCl-チャネルの開く頻度を増加させることで神経細胞の中に負の電荷が入る=過分...
作用機序

部分アゴニストとは?エビリファイ®(アリピプラゾール)の作用機序

薬理学を勉強していく中で、少しわかりにくいところかもしれません。図を使ってわかりやすく説明したいと思います。 部分アゴニストとは? そもそも、受容体に結合して生体の反応を100%引き出す物質を完全アゴニストといいます。 部分アゴニストとは、...
作用機序

ADHD治療薬インチュニブ®(グアンファシン)の作用機序

2017年3月30日に塩野義とシャイアー・ジャパンから、小児の注意欠陥・多動性障害治療薬としてインチュニブ錠(グアンファシン塩酸塩)が承認されました。 注意欠陥・多動性障害(ADHD)とは? 原因 不明ですが、前頭前皮質の機能異常と考えられ...
作用機序

眠気のメカニズムから見たカフェインの作用機序とノウリアストの作用機序

仕事中や勉強中に眠気に襲われることがありますが、一体どのように眠気がきているのか、調べてみました。 薬剤師国家試験の脳の構造とも関与してきますので、それぞれの部位がどんな働きがあるのかもあわせておさえておきましょう。 眠気のメカニズム プロ...