私は薬剤師の頃から医療従事者向けのm3.comというサイトを使っているのですが、そこでこんなクイズがありました。
酸化マグネシウム以外で妊娠中でも処方できる下剤は?
A.アミティーザ
B.グーフィス
C.センノシド
D.大黄甘草湯
正解はBのグーフィスですが、ちょっと選択肢も増やして改題してみたいと思います。
妊婦に投与できない薬剤はどれか?
A.酸化マグネシウム
B.乳酸菌製剤(ビオフェルミン®️)
C.ピコスルファートナトリウム(ラキソベロン®️)
D.センノシド(プルゼニド®️)
E.エロビキシバット(グーフィス®️)
F.ルビプロストン(アミティーザ®️)
G.リナクロチド(リンゼス®️)
B.乳酸菌製剤(ビオフェルミン®️)
C.ピコスルファートナトリウム(ラキソベロン®️)
D.センノシド(プルゼニド®️)
E.エロビキシバット(グーフィス®️)
F.ルビプロストン(アミティーザ®️)
G.リナクロチド(リンゼス®️)
国家試験的には単純択一形式One bestなので、プロスタグランジン誘導体であるFのルビプロストンが正解となります。
2つ選べなら、大量投与により子宮収縮の恐れのあるセンノシドも正解となります。ちなみに、センノシドは母乳へ移行しますので授乳中にも使用できません。
ここ最近登場してきた便秘薬のエロビキシバット(グーフィス®️)、ルビプロストン(アミティーザ®️)、リナクロチド(リンゼス®️)のうち、妊婦へ禁忌なのはアミティーザだけです。他は有益性投与。
以上です。
少しでも参考になれば幸いです。
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