ドキソルビシン=ヒドロキシダウノルビシン=アドリアマイシン

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医療従事者に必須の知識

ドキソルビシンなのか、アドリアマイシンなのかわからなくなることがありませんか?

非ホジキンリンパ腫の治療として有名なR-CHOP。その構成の1つのドキソルビシンがややこしいのでまとめておきます。

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アドリアマイシンは慣用名

ややこしくしているのは一般名と慣用名が混在しているためです。一般名がドキソルビシンで、慣用名がアドリアマイシンです。

慣用名の例としては、アセチルサリチル酸のことをアスピリンと呼びますよね?これが慣用名です。

ちなみにアドリアマイシンことドキソルビシンはイタリアの Farmitalia 研究所で開発されました。なので確かにイタリア由来の名前してますよね。

次に、ヒドロキシダウノルビシンという別名の由来について書いていきます。

ダウノルビシンにOH基が付いたもの!

ドキソルビシンは別名ヒドロキシダウノルビシンといいます。ダウノルビシンにヒドロキシ基(OH基)が付いた構造になってます。

ダウノマイシン®︎静注用20mgより引用

これがダウノルビシンです。

アドリアシン®︎注用50mgより引用

こっちがヒドロキシダウノルビシン(ドキソルビシン)です。

OH基が付いているのがお分かりいただけたでしょうか。

少しでも参考になれば幸いです。

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