オススメ漫画「アンサングシンデレラ」薬剤師っていらなくない?

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病理医や放射線科医、麻酔科医などの漫画も登場してきている中、ようやく薬剤師が主人公の漫画が登場しました!

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医学薬学の勉強になるドラマ・漫画

昨今、薬剤師への批判が強いですが、それは薬剤師がどんな仕事をしているかが患者さんにも、また同じ医療従事者にもなかなか伝わっていないことが一因となっている気がします。

薬剤師が主役の漫画やドラマはなかなか無いですからね。「神の舌を持つ男」の主人公朝永蘭丸は薬剤師でしたが、コミカルミステリーでした。

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どんな漫画なのか?

今回オススメする「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」は、主人公がタイトルの通り病院薬剤師の漫画です。ちなみに、unsungとは褒め称えられないという意味です。

1話目から医師からは疎まれ、患者さんからはドライブスルーのように薬を渡すだけの窓口と思われている薬剤師の存在意義について迷いを抱いていて、「薬剤師っていらなくない?」と悩んでいます。(←私も2年目の時に悩んでました)

でもそんなみどりが葛藤を抱えながらも患者さんのために奔走し、問題を解決していく姿はとても胸が熱くなりますし、もっと勉強しようと思えます!!

薬剤師をしていた時に出会いたかった漫画です!!

薬剤師の視点でしか気づけないこともある!!

1巻に全部で5話収載されているのですが、薬剤師の視点からでないと見つけにくい治療上の問題点が各話で挙げられています。

ネタバレにならないように紹介するのは難しいですが、β遮断薬中毒にグルカゴンを用いる理由・作用機序の知識が役立つ事例も紹介されていました。

薬剤師の重要な役割は、同じ観点からのダブルチェックではなく、異なる観点からのクロスチェックだということを思い出させてくれる素晴らしい漫画だと思います。

医師→疾患の治療にフォーカス→薬の主作用に注目

薬剤師→薬の安全面にフォーカス→薬の副作用に注目(そのほか用法用量・相互作用)

「アンサングシンデレラ  試し読み」で検索すると、1話が読めると思いますのでぜひ読んでみてください!

Amazonでkindle版が580円でした!

面白くて勉強になるしやる気も出る良書!

1話の感想

腰椎の「横突起」の亀裂骨折(いわゆるヒビ)の患者さんなのですが、ルビが「よことっき」になってますが、正しくは「おうとっき」です。私も2年生の時の解剖学で間違えてましたw。医学用語は音読みなのです。

私は1話のエピソードを見て、成人からの喘息発症+ロキソニン服用開始というキーワードでアスピリン喘息を疑いましたが、違っていましたw。

正解は…読んでみてのお楽しみです。

以上です。

最後までいただいてありがとうございます。

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