医学薬学の勉強になるドラマ・漫画・小説

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おすすめ書籍

勉強しなければいけないのになかなかやる気が起こらないことはありませんか?

そんな時でも医療関係のドラマや漫画を観ることで勉強になりますし、やる気も湧いてきます。

脳科学的にも作業興奮という、やりはじめたら楽しくなってくる現象もありますし、楽しみながら勉強していきましょう。

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オススメの医療ドラマ

チームバチスタ ジェネラルルージュの凱旋

伊藤淳史さんと仲村トオルさん主演のチーム・バチスタシリーズ。中でもおすすめなのはジェネラルルージュの凱旋です。

なぜなら現場が救命救急センターなので、様々な疾患の患者さんが各話で登場するので大変勉強になります。疾患のイメージを得られる点でも非常に有用です。

水中毒の鑑別などは薬剤師の知識で観ると、抗精神病薬によるSIADHかと思ってしまったのですが、職業まで聴取すると別の原因があることが発覚するなど…知識や先入観にとらわれないようにする教訓を得られました!

具体的な疾患名を出すとネタバレになってしまうので出しませんが、とにかく面白いし勉強になるのでオススメです!

レディ・ダヴィンチの診断

吉田羊さん主演のドラマ。確か2016年にやってましたかね。これもチーム・バチスタシリーズを撮影したスタッフが携わっています。

解析診断部という総合診療科のようなところで診断がつかない疾患を見極めていくものです。

解析診断部には脳外科医、心臓外科医、救急救命医、病理医、脳神経内科医など様々な診療科出身の医師が集結しているのでそれぞれの専門領域から鑑別を進めて行くのですが、各診療科の知恵を結集したときの可能性を感じさせてくれます。

診断が最初はすぐにはつきませんが、探偵のように患者さんの背景を探って行くと疾患の手がかりが得られていきます。

専門用語もそこそこ出てきますが、非常にわかりやすく作られていて、それでいて正確性も担保しています。

微生物の先生によると「あの細菌はそんなところにはいない」とおっしゃっていましたが、そういう細かい点に気付けるかという視点で観ると自分の知識の確認にもなります!オススメ!

ナイトシフト真夜中の救急医

元軍医のERの夜間シフト(ナイトシフト)での奮闘を描いたドラマ。

やはり救急ものは劇的な展開があって面白いですよね。1人1人のキャラクター描写がしっかりしていて、かつ救急処置も学べます。

元軍医で応急処置の経験値が豊富なので頻繁にドクターヘリで出動します。

やはり疫学が日本とは異なるので鑑別が違うものになるのも面白いポイントの1つです。

シカゴ・メッド

またもや救急もの。やはり人間ドラマとしても、医療ものとしても展開が劇的なので視聴者をひきつけやすいのでしょう。

こちらはより臨床現場に近いリアルな表現がなされています。

薬剤名もネイティブが話すとこんな感じなのかと思うことが多いです。

ドクターハウス

やっぱり海外医療ドラマではこれが1番面白かったです。

解析医療部門という診断が主な部門において、まさかの診察嫌いな医師。それがハウスです。

基本的に患者に対する態度は最悪です。こんな医者いたら絶対かかりたくありません。

問題児なハウスですが、診断能力は超一流。

シャーロックホームズのオマージュでもあり、よき親友のウィルソン医師との関係も面白いです。

救命医 ハンク

ニューヨークのERで働いていた救命医のハンクは、病院の理事長の急死の責任をとらされて病院を解雇。理事長遺族の圧力で他の病院にも就職できず困っていたところ、ハンプトンズでセレブ専属のコンシェルジュドクターとして働くことに…

病院を持たず診療所もないからこそその場にあるものや問診、身体所見だけから診断し、その場にあるもので救急対応を行う姿はかっこいいですし、なにより本当に頭を使うのだと思います。

多発性硬化症と診断されていた患者をライム病と見抜いたり、溶血性貧血の原因が患者が育てていたソラマメだと突き止めたり。問診って非常に大事なのだと気付かせてくれるほか、稀な疾患も取り上げてくれるため疾患のイメージを持たせてくれます!2番目にオススメ!

問診や各疾患の病態をしっかり把握することが大事だと痛感できるドラマです。

オススメ漫画

フラジャイル

病理学の勉強にもなるので一度紹介しています。
病理学の勉強の仕方 オススメの教科書

現在12巻まで出ています。一度TOKIOの長瀬さんが主演でドラマにもなっています。ドラマも面白いのですが、コミック5巻分くらいの内容しかありません。なのでコミックをここでは勧めています。

主人公の岸先生は感染症専門医から病理医に転科した変わりものですが、その診断能力は凄まじく、各診療科とぶつかりまくっています。病理医の先生によると「こんなにぶつかることはないよ」とのことでした。病理医の存在や役割の知名度を跳ね上げた名著!!

この漫画は凄いです。医学部に学士編入する前に読み始めたのですが、病理学を習って、臨床医学を勉強してから読み返してみると、各診療科の勉強にもなります!

 

ラジエーションハウス

今6巻まで出ています。

主人公は放射線科医の幼馴染との約束を守るため、医師免許を持ちながらも診療放射線技師として働く変わり者。

医師と放射線技師との関わりにも焦点をあてた作品で、今後のタスクシフトにも関わってくるような内容で、非常に面白いです!

読影の勉強になるだけでなく、IVRや疾患の勉強にもなります!!

この漫画で気胸の読影の仕方を入学前から知ってたのはいい思い出です。

麻酔科医ハナ

こちらは麻酔科医が主人公となっています。これで「麻・放・病」の3つの診療科の漫画が出揃いました!!これらの診療科は縁の下の力持ちのように、患者さんにその役割を認識されにくいためなかなかメディア化されにくかったのですが、こうして漫画で見てみると凄く興味深いです。

麻酔科医は麻酔によって患者さんを手術による痛みというストレスから守り、呼吸・循環といったバイタルを安定させる役割があります。

筋弛緩剤や麻酔といった薬剤もたくさん登場するので勉強にもなります。

硬膜外麻酔とくも膜下麻酔の違いとか、腰椎穿刺のコツとかはこの漫画で予習してました笑。

コウノドリ

説明不要なくらい有名漫画ですが、産婦人科領域の勉強になります。

プロのピアニストで産婦人科医という二足の草鞋を履く主人公。妊娠や出産といった重要な場面での母親の苦悩、産婦人科医の葛藤などリアルに描かれていて、大変勉強になります。

早剥の緊急性とか、出生前診断などこの漫画のおかげで系統別講義がわかりやすかったです!

私は産婦人科の門前の薬局に勤めていたことがあったので臨場感たっぷりに読めました。自分の子供も生まれ、産婦人科の先生には本当にお世話になりました!

アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり

いよいよ来ました!主人公が薬剤師で描写がリアルな漫画!!

上記の「麻酔・放射線・病理」よりももっと日が当たりにくい薬剤師にスポットを当ててくれた漫画です。

主人公が「医師・看護師ほど感謝されない」まさにunsungな薬剤師の存在意義について迷いを抱いていながら、患者さんのために奔走してもがきながら問題を解決していくストーリーです。

これは勉強になりますし、現役薬剤師の方ならエネルギーをもらえる漫画だと思います。

石原さとみさん主演でドラマ化もされます。これを機に薬剤師はどんなことをする職業なのか浸透していけばいいなと思います。

薬屋のひとりごと

タイトルからはのんびりした日常かとおもいきや、後宮や帝の周りで起こる様々な事件を薬師が薬学の観点から解き明かすミステリー。

原作は小説ですが、コミカライズもされています。漫画もオススメ❗️

検査もない時代だからこそ、薬や疾患の知識が大事だと気付かせてくれます。

洞察力や観察力を磨いていきたいと思えた作品です!

オススメ小説

天久鷹央の推理カルテ

こちらは小説です。

現役医師の方が書かれているので臨床推論のような楽しさがあります。天才内科医と外科から転科した内科医見習いの主人公が繰り広げる謎解き医療ミステリーです。

様々な疾患のいろんな症候が謎に繋がっているので勉強になります!鍵となる疾患を推理しながら読んでいくと面白いですよ!


以上となります。

また面白い漫画やドラマ、小説を見つけたら追記していきます。

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