腎臓

Bartter症候群とGitelman症候群の違いや覚え方、ゴロ

内分泌代謝でも腎臓の講義でも登場するBartter症候群とGitelman症候群。どちらがどの尿細管に異常があるかスラスラと出てきますか?私は出てこなかったので薬理学と絡めて復習して、覚えやすいようにゴロを作りました。 Bartter症候群...
医療従事者に必須の知識

緑内障に抗コリン薬が禁忌?

緑内障に抗コリン薬が禁忌というのは薬学部でも医学部でも習う基本的な知識ですが、解剖学・薬理学的に見直してみました。 薬理学⇨解剖学 薬理学 まず抗コリン薬というのは、アセチルコリン受容体のサブタイプであるムスカリン受容体に拮抗する薬剤です。...
おすすめ書籍

経口糖尿病薬の作用機序と副作用・使い分け おすすめ専門書

内分泌代謝の科目では糖尿病を扱いますが、経口糖尿病薬については種類が多く複雑になってきていることもあり1コマがまるまる講義にあてられていました。 種類の多さや複雑さに困っている方の助けになれれば幸いです。 ひとつずつ整理していきましょう! ...
スポンサーリンク
医療従事者に必須の知識

薬剤師視点から見た狭心症の分類

循環器は論理的にカチっと繋がってくるので勉強していて面白いです。今回は薬の観点から捉えると狭心症の理解が楽だった事例を紹介します。 ジルチアゼム(ヘルベッサー®)の特徴 カルシウム拮抗薬の作用機序と使い分け ニフェジピン ベニジピン アムロ...
作用機序

ベンゾジアゼピン系薬〜睡眠薬と抗不安薬の違い

比較的処方されることの多いベンゾジアゼピン系薬。解剖学的・神経解剖学的視点から捉え直してみました。 作用機序 GABA A受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合してCl-チャネルの開く頻度を増加させることで神経細胞の中に負の電荷が入る=過分...
作用機序

抗結核薬の覚え方とゴロ合わせ 副作用もこれでいける!

定期試験にも国家試験にも問われやすい結核治療薬ですが、薬の名前がパッ出てこないという声をよく聞きます。 薬学部時代につくったゴロや覚え方を紹介します。 医師国家試験 語呂一覧 まずは略語を覚える まずは略語を覚えましょう。これは発音と近いの...
医療従事者に必須の知識

吸入薬の使い方〜動画

呼吸器を学習した今では、気管支喘息やCOPDなどの閉塞性換気障害において、吸入薬による治療は非常に大きなウエイトを占めていることを実感しています。 医師がこれらの疾患を診断、重症度分類し、治療方針をしっかり考え抜いたとしても、患者さんがその...
おすすめ書籍

解剖学、生理学、生化学を繋げて勉強できる 「人体の正常構造と機能」

医学部低学年のうちに学習する解剖学、生理学、生化学などの基礎医学。 それぞれの科目を縦割り、つまり独立して勉強している方が多いですが、繋げて関連づけて勉強すると理解しやすく暗記が減って楽になります。何より自分で答えを導けるようになります。 ...
作用機序

心房細動の治療薬 レートコントロール・リズムコントロール

臨床の場でよく遭遇する心房細動。その治療薬として抗不整脈薬や抗凝固薬が用いられます。その中でレートコントロールとリズムコントロールの違いについてご存知でしょうか? まとめてみました。 心房細動とは 心房で洞房結節以外の部分から異常な電気信号...
作用機序

抗血小板薬と抗凝固薬の違い、アスピリンとワルファリンの違い

ひとくちに血液サラサラの薬と言っても、抗血小板薬とか抗凝固薬とかあるけれども一体何が違うの?何の疾患に使うの?という疑問が湧いてくると思います。 またアスピリン(商品名バイアスピリン)とワルファリン(商品名ワーファリン)の違いについても解説...