医学部学士編入学試験の生命科学は、生化学・生理学・遺伝学・細胞生物学・免疫学・発生学など範囲が膨大です。
それぞれの教科書を準備するだけでも相当な手間とお金がかかります。どんな参考書を使ったらいいのかわからなくて迷いませんか?
私が使った参考書をご紹介します。
おすすめ参考書
最もオススメ!
薬剤師国家試験の対策に使われるものです。
上記の生命科学の範囲をほとんど網羅しています。図も解説も充実しており、しかもリーズナブルな価格で入手できます。
中古のものであれば、おそらく元の持ち主が出版元の薬学ゼミナール(薬剤師国家試験の予備校)での講義を受けていて、予備校講師のわかりやすい講義内容を書いてくれているので理解の助けになること請け合いです。
中古ならさらに安いし経済的ですね。
次点ではこちらもオススメ!
さすが羊土社。コンパクトにまとまっているのに網羅性があり、そこまで高くないという利点づくしです。説明文だけでわかりにくい部分には画像も添付されていてわかりやすさでも文句なしです。
こちらもリーズナブルですが、なにより高校生向けなのでわかりやすい解説がオススメできます。計算やグラフ問題は学士編入試験でも出題されやすいので基礎をしっかり作っておきましょう。
生物選択でなかった方にはこちらの方が読みやすいかもしれません。
問題集で理解度と定着度を確認
生命科学の問題の出題の仕方や考え方を把握しておくためにも、必ず問題演習を行った方がいいです。
これは間違いなく、河合塾KALSの生命科学のテキストとワークブックが最強だと思います。
ヤフオクやメルカリで落としてサクサク問題演習していきましょう!
勉強方法
先に問題(KALSのテキストやワークブック)を解いて、何が問われるのか、どんな知識を覚えておく必要があるのかを最初に学びます。
そこでわからなかったところを参考書で補足・理解していきます。
効率の良い勉強法の記事でも解説していますが、解けないことが当たり前なので、うーんうーんと考えることに時間を費やすのではなく、すぐに解説を見て、何を覚えるべきか、どう考えていくのかを理解する方が早いです。
1周しただけではほとんど頭に残っていないので、何度もなんども繰り返す必要があります。
そのためにもさっくりさっくり、いわば適当にやって何周もやって記憶に定着させることが合格への近道だと思います。
細かすぎる知識は試験では役に立ちません。さっくりさっくりと回していくことが重要で、1日で1周できるくらいのペースでやってみましょう。
おまけ
※薬剤師の方であれば、細胞接着因子と薬の記事のように、実際の業務で関わることと絡めると記憶に定着しやすいと思います。
下の記事のように、類推していくことも暗記量を減らすことに繋がりますし、初見の問題にも対応できると思います。
【名探偵コナン】アポトキシンAPTX4869の作用機序
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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