作用機序

ディレグラ錠で眠れない副作用、対処法

ディレグラ錠はフェキソフェナジン塩酸塩と塩酸プソイドエフェドリンの配合錠です。実際自分も服用したことがあるのですが、眠れなくなることがありました。 作用機序 作用のメカニズムです。 フェキソフェナジン→くしゃみや鼻水を引き起こすヒスタミンの...
おすすめ書籍

薬剤師国家試験の勉強方法とおすすめ参考書

薬剤師国家試験の受験を控えた薬学生の方から、国家試験の勉強法について質問を受けましたので、公開しておこうと思います。 私は第99回の国家試験を合格できましたが、今思うとバタバタしていて時間もなく、あれでよく受かったなと思います。 受験までの...
医療従事者に必須の知識

ピルで血栓ができやすくなる理由 ヤーズ、ルナベル、ディナゲスト

月経痛や月経過多、生理不順や月経前症候群などの治療や避妊目的でヤーズ®やルナベル®、ディナゲスト®を服用している患者さんが多いですが、その血栓リスクについてまとめてみました。 各ホルモンの血管および凝固へ与える影響 エストロゲン ・凝固因子...
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作用機序

オピオイド、モルヒネの副作用と対策、血中濃度

少しわかりにくいモルヒネなどのオピオイドによる副作用をまとめてみました。 副作用 オピオイドであるモルヒネの鎮痛作用を得ようとすると、先に便秘、悪心、嘔吐などの副作用が出現する可能性が高いですよね。さらに重篤なものだと呼吸抑制が生じます。 ...
作用機序

ゾフルーザ ®(バロキサビル マルボキシル)の作用機序と要点

2018年2月に、新しい作用機序の抗インフルエンザ薬が承認されました。 塩野義製薬の「バロキサビル マルボキシル」、商品名はゾフルーザです。 早速そのインタビューフォームを読み解いて、要点を抜粋していきたいと思います。 商品名の由来 XO(...
作用機序

低カリウム血症で高血糖となるメカニズム

低カリウム血症でなぜ血糖が高くなるのか?インスリン分泌促進薬やSU薬の作用機序の復習にも繋がってくるところなのでしっかりおさえましょう。 まずはインスリン分泌のメカニズムを復習! レジデントノート増刊 Vol.19 No.11 「糖尿病薬・...
作用機序

アドレナリンとノルアドレナリンの違いと使い分け・ゴロ

名前は似てるし、違いもよくわからないとのご質問をいただきましたので、ポイントをまとめてみました。お力になれれば幸いです。 <この記事の理解に重要な知識はこちら> Gタンパク質共役型受容体とシグナル伝達 ゴロ 医師国家試験 語呂一覧 そもそも...
基礎医学

生理学の勉強 まず覚えておくべき受容体

薬剤の作用の標的となるのは、主に受容体、酵素、チャネルです。特に受容体の占める割合は大きいため、受容体がどこに分布するか覚えるだけでも生理学と薬理学の復習になるし、忘れにくくなります。同級生達に聞かれることが多いのでまとめておきました。 ま...
作用機序

アドレナリン反転とは そのメカニズム(原理)、対処

アドレナリン反転とは、α1遮断薬を使った後にアドレナリンを投与すると血圧が低下する現象です。 文章だけの説明を見てもイメージしにくいですよね。 ひとつずつ確認していきましょう。 アドレナリンの作用機序 アドレナリンはα作用とβ作用をほぼ同等...
おすすめ書籍

薬理学の勉強法とオススメ教科書

一度薬剤師として働いた後、医学部で薬理学を学び直していると、その重要性を痛感します。 医学生や薬学生は、1〜2年次に基礎医学として生化学や生理学、解剖学、微生物学、病理学を学びます。 薬学生だった当時はイメージを持っていないために、何故これ...