診療科別

各診療科ごとのページをまとめています。

救急

救急の系統的アプローチ

JMECC:JapaneseMedicalEmergencyCareCourse(日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)を受けたため、備忘録として記載しておきます。系統的アプローチを行うことで救急外来での対応の質が上がると思います。流れ...
医療従事者に必須の知識

C.difficile腸炎

C.difficile腸炎・入院患者の下痢の原因として最多・抗菌薬(第3世代セファロスポリン系、キノロン系、クリンダマイシン)使用後が多い・症状は下痢、発熱、腹痛、白血球上昇(特に白血球は白血病領域の3万まで上昇)→感染症で抗菌薬開始し、白...
感染症

回腸導管による代謝性アシドーシスの機序

消化管外科、腎臓内科ローテ中に回腸導管による合併症を経験したので備忘録として残しておきます。回腸導管による尿路感染腸内細菌科のGNRが上行感染し、腎盂腎炎などの尿路感染を惹起経験した症例では糖尿病もあり、気腫性腎盂腎炎で敗血症性ショックにま...
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消化器

慢性便秘、下剤の違い・使い分け

よく使われる下剤。どう違うのでしょうか。下剤の分類大阪府保険医協会・勤務医フォーラム・下剤は、浸透圧性、刺激性、その他に分類・原則として、1stchoiceは浸透圧性。 効果不十分ならその他を使う。・刺激性は耐性がつきやすく、大腸黒皮症の ...
腎臓

経口カリウム製剤の違い・使い分け

備忘録として残しておきます。経口カリウム製剤の違い福岡県薬剤師会 カリウム製剤間の換算は?◯違い塩化カリウムと有機酸(アスパラギン酸やグルコン酸)カリウムに大別できる。違いは、有機酸は代謝されて重炭酸イオン(アルカリ)に変換されること。有機...
消化器

大腸内視鏡前処置(腸管洗浄剤)の違い・使い分け

備忘録として残しておきます。違い◯洗浄力サルプレップ・モビプレップ・ニフレックが高 く、ピコプレップ・ビジクリアは弱い◯味腸管洗浄剤の味が苦手☞ビジクリアが適している◯内服量ピコプレップは一番少なく、サルプレップ・モビプレップは割と少なめ◯...
消化器

PPIの違い・使い分け

備忘録として残しておきます。PPI一覧◯第1世代オメプラゾール(オメプラール®︎)ランソプラゾール(タケプロン®︎)◯第2世代ラベプラゾール(パリエット®︎)エソメプラゾール(ネキシウム®︎)◯P-CABボノプラザン(タケキャブ®︎)剤形◯...
医療従事者に必須の知識

1〜5類感染症の覚え方・ゴロ

どの感染症が何類なのか、いろんな国家試験で問われますよね。覚え方やゴロをご紹介します。それぞれのゴロが、何類だったかも覚えやすいようにゴロを作りました。1類感染症1番嫌なのはまくらへ納豆ぺっ1(1類)、ま(マールブルグ病)、く(クリミア・コ...
医療従事者に必須の知識

カリウムの基準値、カリウム製剤の投与速度、濃度、投与量の覚え方・ゴロ

これは薬剤師国家試験でも問われますし、研修医になって輸液を処方する上でも必須となる知識です。血中カリウム濃度の基準値のゴロK:3.6〜5.0三浪は困るカリウム製剤の速度・濃度・投与量のゴロやさしく学ぶための輸液・栄養の第一歩(第3版)より引...
耳鼻咽喉科

鼻出血の際のボスミンガーゼ(ボスキシガーゼ)の作り方

救急外来で鼻出血を主訴に受診される患者さんを連続で経験しました。その際によく使われるボスミン・キシロカインガーゼ(ボスキシガーゼとも呼ばれる)の組成を備忘録として記載しておきます。作り方ボスミン®︎(一般名:アドレナリン)のα1作用(血管収...