学士編入をしてみて気づいたことがあります。
それは、一人ではここまでこれなかったということ。
感謝
薬剤師が医学部へ入り直すことについては賛否あるかと思いますし、いいことだったのかどうかはまだ医師となって働いてみないとわかりませんが、今ここにいられることについては感謝しています。
職場の同僚(今の奥さん)に背中を押してもらってなかったらいまだに薬剤師のままで不安や疑問を抱きながら働いていたでしょう。
薬学部の研究室の恩師が医学部へ行くことを応援してくださって、推薦状を承諾して書いてくださらなかったらそもそも願書を提出すらできませんでした。
志望理由書に関しても私は予備校に通っていなかったため、友人たちや先輩の添削がなければ拙いままで書類で落とされていた可能性があります。
同期のみんなや看護師さん、ケアマネさん、派遣で働いていた時の同僚の方々の応援がなければ学士編入の試験勉強に心折れていたかもしれません。
薬学部の研究室での苦労した経験がなければ英語論文の速読や統計学ができず学士編入試験に落ちていたかもしれません。
薬剤師として関わってきた患者さんたちとの出会いがなければここまで勉強せず、もっと楽をして生きていたでしょう。
医学部の教授陣が自分の拙い志望理由を聞いて何かを感じてくださらなかったら合格できていませんでした。
薬剤師時代の貯金は学費分しか貯められなかったため、両親や祖母、叔母、奥さんのご両親の理解や支援がなければ結婚式費用も捻出できず、もっとバイトを休みなくいれないと生活していけませんでした。
試験を通じてありがたみに気づけた
学士編入して今更ですが、いろんな人たちの力を借りて学ばせてもらっているんだと気付きました。
医師となってからもこの感謝の気持ちを忘れずに生きていきたいと思います。
お世話になった皆さま、本当にありがとうございました!
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