循環器

作用機序

アドレナリン皮下注射、筋肉内注射、静脈注射の違い・使い分け

アドレナリンの使用用途は幅広いですが、心肺停止の時には◯◯注射、気管支喘息の時には●●注射、アナフィラキシーショックの時には▲▲注射という使い分けが存在するのはご存知でしょうか。 これらはどうやって使い分けているのでしょうか? 薬学部の時も...
作用機序

β遮断薬中毒にグルカゴンを用いる理由・作用機序

β遮断薬の中毒になぜグルカゴンが有効なのか、その理由をご存知でしょうか? 主に心臓や気管支平滑筋などに作用するβ遮断薬による中毒症状と、血糖値を上昇させるホルモンであるグルカゴンはどのように関係してくるのでしょうか? β遮断薬中毒の症状 β...
医療従事者に必須の知識

抗血小板薬・抗凝固薬の休薬期間のゴロ・まとめ

抗血栓薬(抗血小板と抗凝固薬)の休薬期間についてまとめてみました。 以下のガイドラインを参照して作成しましたが、あくまでも目安です! 各病院で細かいところが異なっているため各病院の取り決めに従ってください。 参照したガイドライン ・循環器疾...
スポンサーリンク
医療従事者に必須の知識

薬剤師視点から見た狭心症の分類

循環器は論理的にカチっと繋がってくるので勉強していて面白いです。今回は薬の観点から捉えると狭心症の理解が楽だった事例を紹介します。 ジルチアゼム(ヘルベッサー®)の特徴 カルシウム拮抗薬の作用機序と使い分け ニフェジピン ベニジピン アムロ...
作用機序

心房細動の治療薬 レートコントロール・リズムコントロール

臨床の場でよく遭遇する心房細動。その治療薬として抗不整脈薬や抗凝固薬が用いられます。その中でレートコントロールとリズムコントロールの違いについてご存知でしょうか? まとめてみました。 心房細動とは 心房で洞房結節以外の部分から異常な電気信号...
作用機序

抗血小板薬と抗凝固薬の違い、アスピリンとワルファリンの違い

ひとくちに血液サラサラの薬と言っても、抗血小板薬とか抗凝固薬とかあるけれども一体何が違うの?何の疾患に使うの?という疑問が湧いてくると思います。 またアスピリン(商品名バイアスピリン)とワルファリン(商品名ワーファリン)の違いについても解説...
作用機序

イソプレナリンとドブタミンの違い

一般的に、心停止やショック時にはアドレナリンやノルアドレナリンがよく用いられます。一方で、イソプレナリンはそんなに名前を聞く機会が少ない印象があります。調べてみるとイソプレナリンは凄い能力を持っていました。 アドレナリンについてはこちら ア...
内分泌代謝

どんな薬が低血糖を引き起こしやすいか?

糖尿病の薬は血糖を下げる効果があるため、低血糖を引き起こしやすいことは理解しやすいですが、糖尿病以外に用いる薬が低血糖を引き起こすのは知らなければわかりません。 私も学業の合間に薬剤師として働かせていただいているので、注意喚起として2つご紹...
作用機序

抗不整脈薬のゴロと使い分け・副作用

抗不整脈薬については種類が多く複雑で苦手意識を持っている人が多いですよね。循環器の勉強を難しくしている原因の1つだと思います。 少しでも理解の助けになるよう、薬学生時代に使っていたゴロをご紹介します! 医師国家試験 語呂一覧 まずは分類から...
作用機序

低カリウム血症で高血糖となるメカニズム

低カリウム血症でなぜ血糖が高くなるのか?インスリン分泌促進薬やSU薬の作用機序の復習にも繋がってくるところなのでしっかりおさえましょう。 まずはインスリン分泌のメカニズムを復習! レジデントノート増刊 Vol.19 No.11 「糖尿病薬・...