医療従事者に必須の知識 肝臓の検査値とその意義 疾患名や治療方針を患者さんから聞くことはできても、又聞きなので伝言ゲームのように正確性に欠けます。 だからこそ、患者さんの話をよく聞いて、持参してくださった検査値をしっかり見て、薬物治療上の問題がないか確認する必要性が高いと思っています。 ... 2017.06.21 医療従事者に必須の知識基礎医学消化器
医療従事者に必須の知識 肝代謝型と腎排泄型薬剤の判断・指標 投与される薬剤が肝代謝型なのか腎排泄型なのかを判断できるようになれば、投与量の調節だったり、投与可否の判断に役立つほか、薬の使い分けも理解しやすくなります! それでは見ていきましょう。 分配係数(脂溶性 or 水溶性) n-オクタノール/水... 2017.06.15 医療従事者に必須の知識消化器腎臓
内分泌代謝 多量のアルコール(飲酒)で血糖値が低下するメカニズム 飲酒によって血糖値はどうなるのか、混乱しやすいところですよね。 糖尿病にも密接に関わってきますのでまとめてみました。 アルコールの代謝 アルコールは、10%は呼気中に排泄され、残りの90%は肝臓で分解されます。 アルコール→アセトアルデヒド... 2017.05.24 内分泌代謝医療従事者に必須の知識基礎医学
医療従事者に必須の知識 COX-2選択的阻害薬と心筋梗塞リスク 高齢者などで日常的によく用いられるCOX2選択的阻害薬。そのリスクとは? COXの阻害による影響 COX選択性がない場合、常時発現しているCOX-1を阻害することにより胃障害・腎障害の副作用が出る。 COX-2選択的阻害薬はCOX-1を阻害... 2017.05.22 医療従事者に必須の知識循環器整形外科
作用機序 アセチルコリンで血管が拡張する理由 アセチルコリンは血管平滑筋のムスカリン受容体に作用して血管を拡張しますが、どうやって拡張させているのでしょうか。 イラストを書いて整理してみました。 ノルアドレナリンとの違いは?なぜ血管拡張する? ノルアドレナリン(α1受容体に作用)や、ア... 2017.05.17 作用機序医療従事者に必須の知識基礎医学
医療従事者に必須の知識 B型肝炎ウイルスとマーカーの意義・再活性化する理由 B型肝炎ウイルスのマーカーの出現の順番とその意義はごちゃごちゃしてわかりにくいですよね。 ひとつずつみていきましょう。 B型肝炎ウイルスHBVの構造とマーカーの意義 HBVの構造は、外側から表面のスパイクタンパク質(S)→エンベロープ→カプ... 2017.05.16 医療従事者に必須の知識消化器
作用機序 アスピリンジレンマとは? アスピリンジレンマって何なのか、少しわかりにくいですよね? ひとつずつ確認・復習していきましょう。 NSAIDsの作用機序 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の作用機序は、ご存知の通りシクロオキシゲナーゼ(COX)阻害によるプロスタグラ... 2017.01.22 作用機序医療従事者に必須の知識循環器
医療従事者に必須の知識 Gタンパク質共役型受容体とシグナル伝達 ゴロ 薬剤師国家試験でも問われる生物学の基礎の部分で、かつ薬理や薬物治療にも関係してくるGタンパク質共役型受容体。 しかしどのアゴニストがどのGタンパクと共役してるのかなかなか覚えにくいですよね。 私が使っていたゴロを紹介します。 医師国家試験 ... 2017.01.19 医療従事者に必須の知識基礎医学語呂合わせ
内分泌代謝 プリンペラン®とナウゼリン®の違いと使い分け〜褐色細胞腫に禁忌な理由〜 よく処方されるプリンペラン®(メトクロプラミド)とナウゼリン®(ドンペリドン)ですが、その違いについてなかなかわからなかったので調べてみました。 プリンペラン®とナウゼリン®の違い まず全体像から示します。 プリンペラン ナウゼリン 血液脳... 2016.11.22 内分泌代謝医療従事者に必須の知識消化器違いシリーズ
作用機序 カルシウム拮抗薬の作用機序と使い分け ニフェジピン ベニジピン アムロジピン アゼルニジピン 高血圧治療に欠かせない薬剤であるカルシウム拮抗薬(Ca拮抗薬)。 循環器内科や腎臓内科、神経内科や代謝内科で異なる種類の薬剤が出されますが、なぜそれらの違いがあるのかご存知でしょうか? 私はわからなかったのでどんな特徴があるのか調べてみまし... 2016.06.22 作用機序医療従事者に必須の知識循環器違いシリーズ