作用機序

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ベンゾジアゼピン系薬〜睡眠薬と抗不安薬の違い

比較的処方されることの多いベンゾジアゼピン系薬。解剖学的・神経解剖学的視点から捉え直してみました。 作用機序 GABA A受容体のベンゾジアゼピン結合部位に結合してCl-チャネルの開く頻度を増加させることで神経細胞の中に負の電荷が入る=過分...
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抗結核薬の覚え方とゴロ合わせ 副作用もこれでいける!

定期試験にも国家試験にも問われやすい結核治療薬ですが、薬の名前がパッ出てこないという声をよく聞きます。 薬学部時代につくったゴロや覚え方を紹介します。 医師国家試験 語呂一覧 まずは略語を覚える まずは略語を覚えましょう。これは発音と近いの...
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心房細動の治療薬 レートコントロール・リズムコントロール

臨床の場でよく遭遇する心房細動。その治療薬として抗不整脈薬や抗凝固薬が用いられます。その中でレートコントロールとリズムコントロールの違いについてご存知でしょうか? まとめてみました。 心房細動とは 心房で洞房結節以外の部分から異常な電気信号...
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抗血小板薬と抗凝固薬の違い、アスピリンとワルファリンの違い

ひとくちに血液サラサラの薬と言っても、抗血小板薬とか抗凝固薬とかあるけれども一体何が違うの?何の疾患に使うの?という疑問が湧いてくると思います。 またアスピリン(商品名バイアスピリン)とワルファリン(商品名ワーファリン)の違いについても解説...
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血液凝固カスケードのゴロや覚え方 ワーファリン®(ワルファリン)の作用機序

薬学生の方から凝固カスケードがわかりませんというお問い合わせをいただいたので解説してみました。 ついでにワーファリンの作用機序に絡めてみました。 ヘパリンとの違いについては ワルファリンとヘパリンの違い 医師国家試験 語呂一覧 凝固カスケー...
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イソプレナリンとドブタミンの違い

一般的に、心停止やショック時にはアドレナリンやノルアドレナリンがよく用いられます。一方で、イソプレナリンはそんなに名前を聞く機会が少ない印象があります。調べてみるとイソプレナリンは凄い能力を持っていました。 アドレナリンについてはこちら ア...
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グーフィス錠®(エロビキシバット)の作用機序と副作用

2018年4月にEAファーマが開発し、持田と併売するに至った、世界初の胆汁酸トランスポーター阻害薬になります。 慢性の便秘に用いる薬で、商品名はグーフィス®、成分名はエロビキシバットです。 まずは胆汁酸の復習から 胆汁酸についてざっくりおさ...
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抗不整脈薬のゴロと使い分け・副作用

抗不整脈薬については種類が多く複雑で苦手意識を持っている人が多いですよね。循環器の勉強を難しくしている原因の1つだと思います。 少しでも理解の助けになるよう、薬学生時代に使っていたゴロをご紹介します! 医師国家試験 語呂一覧 まずは分類から...
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部分アゴニストとは?エビリファイ®(アリピプラゾール)の作用機序

薬理学を勉強していく中で、少しわかりにくいところかもしれません。図を使ってわかりやすく説明したいと思います。 部分アゴニストとは? そもそも、受容体に結合して生体の反応を100%引き出す物質を完全アゴニストといいます。 部分アゴニストとは、...
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抗菌薬のゴロ タンパク質合成阻害薬編

抗菌薬って最初に学ぶ時はハードルが高いですよね。いろんな系統の薬があって、それぞれで作用機序が違ったりするし。 そこで、作用機序をからめたゴロ合わせを紹介します。 抗菌薬の副作用や系統ごとのまとめはコチラ 抗菌薬の系統・排泄経路・副作用の覚...