過敏性肺炎は何型アレルギーか?気管支肺胞洗浄液のCDは4と8どっちが優位か?
これらを覚えやすく忘れにくい覚え方ができたので記事にしてみました。
覚え方
過敏性肺炎でもよく医師国家試験に出題される、夏型について記載しています。
夏型過敏性肺炎の覚え方
夏=7月や8月
7=Ⅲ型アレルギー+Ⅳ型アレルギー
8=CD8が優位に上昇→CD4/CD8比は低下
丸暗記はつらいので、文字に意味を持たせてそこから想起しやすくしてみました。
国家試験問題で理解度をチェック!
医師国家試験 113A24より引用
45歳の女性。発熱、咳嗽および呼吸困難を主訴に来院した。1週間前の7月初めに咳嗽が出現し、3日前から37℃台の発熱があり、昨日から呼吸困難も伴ったため受診した。3年前から毎年6月初旬から8月にかけて同様の症状を起こし、昨年も入院加療している。3年前から築25年のアパートに暮らしており、室内には趣味の観葉植物が多くあるという。両側胸部にfine cracklesを聴取し、胸部エックス線写真ではびまん性散在性粒状陰影を認める。Trichosporon asahii特異抗体が陽性である。
この患者で認められる可能性が低いのはどれか。
a IgE高値
b 帰宅試験陽性
c 拘束性換気障害
d 肺の病理所見で肉芽腫
e 気管支肺胞洗浄液CD4/CD8比低下
以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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