pharmadoctor

作用機序

アセトアミノフェン(カロナール)の作用機序・肝障害と薬物動態

アセトアミノフェン(カロナール®)は頻繁に用いられる薬剤ですが、臨床で注意すべきポイントをまとめました。 ロキソプロフェンについては ロキソニンと授乳、安全性について 坐薬については 坐薬の入れ方、入らない時の対処法〜アンヒバ、カロナール、...
作用機序

アスピリンジレンマとは?

アスピリンジレンマって何なのか、少しわかりにくいですよね? ひとつずつ確認・復習していきましょう。 NSAIDsの作用機序 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の作用機序は、ご存知の通りシクロオキシゲナーゼ(COX)阻害によるプロスタグラ...
医療従事者に必須の知識

Gタンパク質共役型受容体とシグナル伝達 ゴロ

薬剤師国家試験でも問われる生物学の基礎の部分で、かつ薬理や薬物治療にも関係してくるGタンパク質共役型受容体。 しかしどのアゴニストがどのGタンパクと共役してるのかなかなか覚えにくいですよね。 私が使っていたゴロを紹介します。 医師国家試験 ...
スポンサーリンク
作用機序

眠気のメカニズムから見たカフェインの作用機序とノウリアストの作用機序

仕事中や勉強中に眠気に襲われることがありますが、一体どのように眠気がきているのか、調べてみました。 薬剤師国家試験の脳の構造とも関与してきますので、それぞれの部位がどんな働きがあるのかもあわせておさえておきましょう。 眠気のメカニズム プロ...
内分泌代謝

プリンペラン®とナウゼリン®の違いと使い分け〜褐色細胞腫に禁忌な理由〜

よく処方されるプリンペラン®(メトクロプラミド)とナウゼリン®(ドンペリドン)ですが、その違いについてなかなかわからなかったので調べてみました。 プリンペラン®とナウゼリン®の違い まず全体像から示します。 プリンペラン ナウゼリン 血液脳...
作用機序

カルシウム拮抗薬の作用機序と使い分け ニフェジピン ベニジピン アムロジピン アゼルニジピン

高血圧治療に欠かせない薬剤であるカルシウム拮抗薬(Ca拮抗薬)。 循環器内科や腎臓内科、神経内科や代謝内科で異なる種類の薬剤が出されますが、なぜそれらの違いがあるのかご存知でしょうか? 私はわからなかったのでどんな特徴があるのか調べてみまし...
作用機序

ループ系とチアジド(サイアザイド)系利尿薬の違い

日常業務でよく目にするループ系とチアジド(サイアザイド)系。どんな性質の違い、どんな使い分けがあるのかまとめてみました。 ちなみに、薬学部ではチアジドで習いましたが、医学部ではサイアザイドで習いました。 尿細管の各部位でのナトリウム再吸収の...
作用機序

メトホルミン(メトグルコ®)の作用機序・チェックすべき検査項目

日本でもよく使われていて、米国糖尿病学会(ADA)も第一選択薬としているメトホルミンについて調べてみました。生化学や有機化学とも大いに関連してきます。 構造と名前の由来 ビグアナイドという言葉は、『bi+guanidine』から来ています。...
作用機序

SGLT2阻害薬の作用機序・副作用・エビデンス

SGLT2阻害薬について記事にまとめてみました。 そもそもSGLTとは ナトリウムーグルコース共役輸送体:SGLT(Sodium-GLucose co-Transporter)は、細胞外(尿細管)の高いNa+濃度と、細胞内の低いNa+濃度の...
医療従事者に必須の知識

ロキソニンと授乳、安全性について

授乳中の方が歯痛や頭痛、風邪などでの発熱など解熱鎮痛薬であるロキソニンを服用していいのか、迷うことがありますよね? 現代はネットで検索すれば薬の添付文書が見れる時代です。実際に検索すると、下の画像のように           ロキソニン錠6...