緩和

消化器

腎機能悪いのにモルヒネ増量??

腎機能悪いのにモルヒネ増量??医師国家試験を勉強していて、自分の薬剤師の知識が中途半端なばっかりに、みんなが簡単に正答する問題につまづいてしまうことに気付きました。モルヒネ増量vsフェントステープ医師国家試験 106E4174歳の男性。背部...
作用機序

制吐薬の違い・使い分け

制吐薬って種類がいろいろあって違いがわかりにくいですよね。まとめてみました。まとめ先にまとめです。これを見たあとで嘔吐の病態を見るとわかりやすいと思います。状況機序対応する薬剤化学療法の前不安抗不安薬体動で増悪めまいを伴う前庭神経の刺激第1...
作用機序

抗認知症薬の違い・使い分け

認知症に承認されている薬はドネペジル(アリセプト®️)、リバスチグミン(リバスタッチ®️・イクセロンパッチ®️)、ガランタミン(レミニール®️)、メマンチン(メマリー®️)の4つがあります。これらの薬の特徴や違いは何でしょうか??抗認知症薬...
作用機序

強オピオイドと弱オピオイドの違い・覚え方

オピオイド鎮痛薬について勉強した際に、WHO方式のがん性疼痛の薬物治療が出てきたと思います。その中で強オピオイドと弱オピオイドという単語が登場してきます。これらの違いって何なのか、すぐに思い浮かびますか?私はパッと出てこなかったのでまとめて...
医療従事者に必須の知識

モルヒネの肝障害や腎障害での安全性

癌性疼痛の緩和によく使われているモルヒネですが、肝障害や腎障害がある時には体内動態が変化し、副作用が出現するリスクが上昇します。簡単にまとめてみました。モルヒネの代謝経路モルヒネは、肝臓でグルクロン酸抱合を受け、薬効のないモルヒネー3ーグル...
作用機序

オピオイド、モルヒネの副作用と対策、血中濃度

少しわかりにくいモルヒネなどのオピオイドによる副作用をまとめてみました。副作用オピオイドであるモルヒネの鎮痛作用を得ようとすると、先に便秘、悪心、嘔吐などの副作用が出現する可能性が高いですよね。さらに重篤なものだと呼吸抑制が生じます。これら...
作用機序

癌疼痛治療剤ヒドロモルフォン ナルラピド錠、ナルサス錠の作用機序

第一三共プロファーマ株式会社より、麻薬性鎮痛剤ヒドロモルフォン塩酸塩の徐放性製剤(ナルサス®)、即放性製剤(ナルラピド®)が販売されました。ヒドロモルフォン製剤は、海外で80年以上使用されてきた麻薬性鎮痛剤ですが、日本では承認されていません...
作用機序

オピオイド誘発性便秘症治療薬 スインプロイクの作用機序 

2017年3月30日、塩野義のオピオイド誘発性便秘症治療薬スインプロイク(ナルデメジントシル酸塩)が承認されました。1日1回の内服薬です。オピオイド誘発性便秘症とは?癌性疼痛の緩和に用いられているオピオイドの鎮痛作用は、主に中枢のμオピオイ...