感染症

作用機序

プロカルシトニンの意義

プロカルシトニンは、甲状腺で産生されるカルシトニンの前駆体のポリペプチド。細菌感染でのIL-1やIL-6、TNF-αなどの炎症性サイトカインにより小腸や肺からも産生される。 細菌感染でのみ上昇する。6時間ほどで上昇。 基準値:0.3ng/m...
作用機序

ゾフルーザ ®(バロキサビル マルボキシル)の作用機序と要点

2018年2月に、新しい作用機序の抗インフルエンザ薬が承認されました。 塩野義製薬の「バロキサビル マルボキシル」、商品名はゾフルーザです。 早速そのインタビューフォームを読み解いて、要点を抜粋していきたいと思います。 商品名の由来 XO(...
作用機序

アドレナリンとノルアドレナリンの違いと使い分け・ゴロ

名前は似てるし、違いもよくわからないとのご質問をいただきましたので、ポイントをまとめてみました。お力になれれば幸いです。 <この記事の理解に重要な知識はこちら> Gタンパク質共役型受容体とシグナル伝達 ゴロ 医師国家試験 語呂一覧 そもそも...
作用機序

C型肝炎ウイルスの増え方と治療薬の作用機序

C型肝炎ウイルスになぜプロテアーゼ阻害薬やRNAポリメラーゼ阻害薬が効くのか?そもそもどうやって私たちの体内で増えているのか? それらについて解説しています。 そもそもRNAポリメラーゼとは? <前提知識>プラス鎖・マイナス鎖とは? 一本鎖...
作用機序

イナビル、タミフル、リレンザ、ラピアクタ、シンメトレルの作用機序・違い・使い分け

まだまだインフルエンザのシーズンですが、その治療薬にはいろいろな種類があります。何が違うのか、それぞれみていきましょう。 インフルエンザの感染経路と感染のメカニズム 神奈川県衛生研究所より引用 感染経路の復習ですが、 飛沫感染:感染者のくし...