同種同効薬の違い

亜鉛華軟膏と亜鉛華単軟膏の違い、使い分け

2018年4月14日

一文字だけ違うために、処方間違いや調剤間違いをしやすい亜鉛華軟膏と亜鉛華単軟膏。その違いについてまとめてみました。

 

亜鉛華軟膏と亜鉛華単軟膏の違い

 

亜鉛華(10%)単軟膏「ホエイ」 添付文書より引用

「効能効果」は同じですが、添加物の基材が違います。

亜鉛華軟膏→亜鉛華単軟膏+白色ワセリン、ソルビタンセスキオレイン酸

特に、ソルビタンセスキオレイン酸は乳化剤(界面活性剤)であり吸水性をもつためジュクジュクしている患部の浸出液を吸収できます。

 

また、主成分である酸化亜鉛の含有量が異なります。

亜鉛華単軟膏:1g中100mg

亜鉛華軟膏:   1g中200mg

酸化亜鉛は浸出液を吸収する他、分泌抑制作用もあるため、患部を乾燥させます。多く含有されている亜鉛華軟膏は単軟膏よりも乾燥させる作用が強いです。

 

まとめ

亜鉛華軟膏は湿潤(ジュクジュク)した患部に適している。

亜鉛華単軟膏はあまり湿潤でない患部に適している。

 

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医学部へ学士編入した薬剤師です。医学や薬学について書いています。ご質問やご指摘があればお気軽にどうぞ。